丹波のぶどう農園、冬の風物詩「剪定」が始まりました。
今年の作業集大成でもあり、来年の仕込みでもあります。
寒くなるとぶどうの木々は休眠期に入り、冬眠状態になります。
来年春先に伸びてくる新鞘の位置や誘引する方向などを見定めながら、1年間に伸びた枝を剪定していきます。
この作業、一見地味ですが実は来年の収穫量や品質も左右するほどの大事な作業。
でも急いで行わないと降雪した雪で枝が折れたり、その他支柱の修復作業などで意外と忙しくしております。
剪定した後の枝はその場で焼却。
枝で越冬する病害虫を持ち越さないようにします。
ついつい焼き芋をしたくなる気持ちを抑えながら…。
文:大沢