ロゼワインのブーム到来!?
フランスでは白ワインを超える生産量に拡大しているというニュースもあるほど、昨今ロゼワインが世界的にも見直されてきています。白でもなく赤でもなく、なぜロゼに人気が高まってきているのでしょうか?
イチオシのロゼから飲み方提案まで、ロゼワインの魅力に迫ります。
ロゼワインの魅力
淡いピンクから濃いピンクまで、ロゼワインの魅力はなんといってもその色合いと見た目の華やかさ。日本ではようやくワインが普段飲まれるお酒になりつつありますが、ロゼワインはその色合いからも、以前では何かハレのワイン的な要素が強く、なかなか普段飲みには行きませんでした。
ところが近年、世界各国でも生産が盛んになり、テロワールや醸造方法の違いで、色の濃淡や味わいも実に様々。一見、白ワインのような淡い色合いでフレッシュで軽快なものから、赤ワインのような色濃く、コクやボディ感のあるもの、ほんのり甘みのある果実味豊かななものから、お料理に寄り添うすっきりした味わいのものまで、気軽に合わせて選ぶ楽しみがあるのも魅力の1つです。
ロゼワインの作り方
ロゼワインは主に3つの醸造方法があります。
1.セニエ法
通常の赤ワインと同じように作る製法です。黒ブドウと呼ばれる果皮の黒い赤ワイン用品種を皮と種と果汁をタンクで一定期間低温で漬け込み、果皮からアントシアニンと呼ばれる色素が出たら果汁と果皮・種子を分けて搾汁します。
丹波ワイン:KYOTO ROSE 2018
2.直接圧搾法
色濃い黒ブドウを白ワインと同じ製法ですぐ搾汁する製法で、その果汁はほんのり着色します。赤ワインほど色濃くはなりませんが、ブラッシュワインとも呼ばれ、カリフォルニアのジンファンデルなどが有名です。
丹波ワイン:KYOTO ROSE 2019、巨峰ロゼ、スパークリング巨峰、巨峰スパークリング
3.混醸法
白ワインと赤ワインを混ぜる「ブレンド」。「クラレット」と呼ばれていた昔のボルドーワインはこの方法で製造されていました。現在ヨーロッパ(「ドイツワインやシャンパンを除く)では認められていない製法ですが、日本ではOK。白ワインの良い所と、赤ワインの長所をうまく融合させられる醸造法とも言えます。
丹波ワイン:フルーティーロゼ
中でも丹波ワインのてぐみロゼはセニエとブラッシュのブレンド。それぞれの製法の特徴を生かし、理想のワインに仕上げています。
このように、ロゼワインには実に様々な製法があり、それだけ味わいや色に幅があるのも他のワインにはない特徴です。丹波ワインでは上記3つの製法を使ったワインを醸造しています。いずれもキリリと冷やして美味しいロゼワイン。それぞれ特徴がよく出ていますので、是非一度お試しください。
イチオシのロゼワイン
酸化防止剤無添加
発酵による炭酸ガスを
そのまま封じ込めた
にごりスパークリング
てぐみ ロゼ 750ml
/ 品種:マスカット・ベーリーA
1,815円
京都亀岡産
メルローを白ワイン仕込で
作ったロゼワイン
KYOTO ROSE 京都ロゼ 2019
/ 品種:メルロー
2,200円
京都亀岡産
カベルネ・ソーヴィニヨンを
醸したロゼワイン
KYOTO ROSE 京都ロゼ 2018
/ 品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
2,200円