スタッフAiの独り言(1) -ワイン タナのご紹介

丹波鳥居野タナ

お酒と旅好きなら誰にも負けない。
新人スタッフのAiです。
ワイナリーの仕事に付き始めて約4ヶ月、まだまだ知識は少ないのですが、ワインが大好きで毎日ワインを見て飲んで丹波ワインを楽しんでおります。
いろんな方に新しいことを教わりながら、感動したこと、新たに知ったこと、などなど、楽しみながら皆様にお伝えしていきたいと思います。

さて、記念すべき初レポ-トです。
最近特にハマっているのが、日本では希少な【タナ】という品種で醸造された赤ワイン。

タナはフルボトルタイプの赤ワインで、ぶどうの香りがとても強く、グラスに注いだ瞬間からふわっと香りが漂ってきます。
口に入れると赤ワインの深くて上品な渋みが感じられ、後味が長く続き、とても気に入りました。

この【タナ】という品種について調べてみますと、タナはタンニンの言葉から来ているようで、その名の通り色が濃く渋みが強いのが特徴だということです。そして長期熟成タイプの品種とありました。

丹波ワインの中でもタナは熟成期間が長く、小樽で20ヶ月熟成させています。
タナを飲んだときの力強い味わいと香りはこの熟成期間から来ているんだと納得しました。

全国にワイナリーがありますが、タナの品種を使ったワインは珍しいということを耳にしたので、なぜタナを作ろうと思ったのかが気になり、栽培責任者へ直接聞いてみたところ、タナを植えようとしたのは特に理由はなく「何となくいけそうな感覚」とのこと…。

初めて植樹してから4~5年ほどで「何となく」が「ある程度の確信」に変わり、栽培面積を広げ製品化したとのことです。改めてワイン作りは長期に渡り、深いものだと実感しました。

日本では希少な「タナ」みなさまもぜひ一度試されてみてはいかがでしょうか?

丹波鳥居野タナ