北海道壮瞥産 Pinot Blanc sur lie 2019 リリース開始します

2018年から試験栽培を続け、2019年に初めて収穫したぶどうを使った1stヴィンテージワイン。
北海道壮瞥町産のぶどうを100%使用した「北海道壮瞥 PinotBlanc sur lie 2019」をリリース開始いたします。
非常に本数の少ないワインとなっているため、ワイナリーショップとオンラインショップ、北海道壮瞥町内での限定販売とさせていただきます。

北海道壮瞥 Pinot Blanc SurLie 2019 750ml

ワイナリーショップ、オンラインショップ、北海道壮瞥町内限定販売
洞爺湖のほとり壮瞥町。京都丹波とは気候風土の全く異なる北海道壮瞥町で、地元の方々の協力を得ながら、2019年、初めてピノ・ブランを収穫しました。テロワールの異なるこの良質ぶどうを丹波ワインで醸造した1stヴィンテージ。生産本数の少ない稀少な逸品です。
3,850円    

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基本情報

  • 葡萄収穫年 2019年
  • 醸造本数  180本
  • タイプ   白ワイン
  • 味わい   辛口
  • 容 量   750ml
  • 葡萄品種  ピノ・ブラン
  • 葡萄産地  北海道壮瞥町
  • アルコール 12%

テイスティングコメント

やや淡いグリーンがかった黄色。輝き・ツヤ・テリともに十分あり清澄度良好。ディスクは厚めで粘性大。
香り ボリュームは中程度。レモンや梨のようなフルーツの香りや白い花を連想させる香りがあり、時間とともに青リンゴの香りも顔を出す。余韻は長い。
重厚なアタックで活力のある酸と凝縮した果実味が口いっぱいに広がる。初めアルコール由来の濃密で温かな甘みと、しっかりとした余韻の感じられる複雑な肉厚のフルボディタイプの辛口白ワインです。
総評 果実味と酸とのバランスがよく、既に今飲み頃のミディアムボディの辛口。鮎やアマゴなど風味を持った川魚の塩焼きや根菜やキノコを使った和惣菜などと。

北海道壮瞥でのチャレンジ


2018年、洞爺湖のほとり、北海道壮瞥町で丹波ワインが新たなチャレンジをはじめました。りんご園の広がる大地の片隅に、ピノ・ブラン、シャルドネ、ピノ・ノワール、ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・グリ、ショーンベルガー、ゲヴュルツトラミネール、テンプラニーリョなど8種類の試験栽培を開始しました。

北海道壮瞥での栽培


降水量、気温、日射量など、西日本の京都丹波とは大きく異なり、特に冬の積雪と気温には経験したことのない生育環境になるため、細心の注意を払いました。
冬の積雪が少なめで気温も比較的穏やかなエリアということで壮瞥が理想的な気候で、特に冬の凍害(マイナス気温で樹木が枯れてしまう)の対策もしながらの試験栽培です。
西日本と比べると降水量がまず圧倒的に少ないため、病害虫の発生が非常に少なく、非常に健全に果実が充実しました。冬の間は凍害を避けるため、ワイヤーから枝をはずし、雪中へ埋めてしまう方法と、そのままの状態でわらを巻く方法の試験栽培を行いました。

2019年の収穫


2019年は積雪が非常に少なく、凍害の心配もありましたが、結果はどちらも○。
比較的温暖な壮瞥の気候が功を奏し、糖度21.3、194kgのピノ・ブランを収穫することができました。その他の品種も試験醸造中で、結果次第で栽培面積を徐々に増やしていく予定です。
北海道壮瞥産のファーストヴィンテージ。京都丹波とは異なるテロワールを是非お楽しみください。


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