ワインスクエアアズマヅル　民輪　寿さん

1993年酒のディスカント店として創業したワインスクエアアズマヅルさん。広々とした店内にはこだわりの日本酒、焼酎、ワイン、クラフトビールに加え、加工食品、生鮮野菜や果物など幅広く取り扱い、店内には薬局までが。特にワインの品揃えは幅広く、日本ワインや世界各国のワインが取りそろえてあります。また広々としたウォーク・イン・セラーにはオールドヴィンテージをはじめ、飲み頃のワインが多数保管されています。

代表の民輪　寿さんは創業当時、商売上必要に駆られてワインの勉強を始められたそうですが、多くの試飲会などに参加するうちにワインに魅せられ、深みにはまり、ワインの虜になった一人。国内だけでなく海外の生産者を訪問し、情報収集に積極的に取り組んでおられます。
丹波ワインにも頻繁にお越しいただいています。特に毎年収穫のお手伝いをしていただくようになって、かれこれ12年が経ちます。
「丹波ワインは創業当時から取り扱っていましたが、（丹波鳥居野シリーズの前身となる）クロワッサードシャルドネ2003が今でも忘れられない1本です。非常にバランスのとれた完成度の高さに感動しました。その後取り扱うアイテムがグッと増えましたね。（笑）」

そんな民輪さんに現在の丹波ワインのおすすめワインを尋ねると、「京都産スパークリングサペラヴィ。以前からグルジアワインを取り扱っていたのですが、京都産のサペラヴィがあると知った時は大変驚きました。このスパークリングサペラヴィはランブルスコのような感じもありますが、甘みの中にタンニンも感じられ酸がしっかりあり、やはりランブルスコとは別物です。酢豚のような酸味と甘みの料理や、トマトソースとの相性もいいので、味付けのしっかりしたトッピングをしたピザなんかと合わせたいですね。またグレイビーソースたっぷりのローストビーフもよく合うと思います。」

また民輪さんに丹波ワインの気に入っているポイントを尋ねてみると。「スタッフの人柄。ワインの味わいには人柄が出ると言いますが、木訥（ぼくとつ）とした末田さん（栽培責任者）、陽気でエンターティナー的要素一杯の内貴さん（醸造責任者）の対照的な人柄が、控えめながらも主張する1本筋の通ったところのある今の丹波ワインの味わいを表現していると思います。」と嬉しいお言葉。

ワインスクエアズマヅルさんでは、トピックワインやあるテーマを決めて、そのテーマに沿ったワインを楽しむ「アズマヅル夢ワインクラブ」を毎月第三木曜日に開催されております。地元のお客様だけでなく大阪や京都からの遠方のお客様も多く、皆様毎回楽しみにされているそうです。これからも生産者の情報などを発信しながら、お客様とワインを繋ぐ掛け橋としての活躍が大いに期待されている存在。それが民輪さんです。

ワインスクエアアズマヅル
◇営業時間：9:30～22:00
◇定休日：無
◇所在地：兵庫県西宮市浜町10-11
◇TEL.0798-22-6825
Webサイト　http://www.rakuten.co.jp/azumazuru/