竹内浩一自選作品展 〜風の暦より

竹内浩一

ちょっとお知らせが遅くなりましたが、丹波ワインの鳥居野フルーティーのラベルイラストを描いていただいている竹内浩一さんの自選作品展が京都の白沙村荘 橋本関雪美術館で今週末5月21日まで開催されています。
現代日本画家として動物をモチーフにした絵画が多く、丹波ワインでも創業以来のワインのラベルに使わせていただいております。鳥居野にはヤマガラ、フルーティーにはリスを描いていただきました。
いずれも丹波の里山に住む動物で、数年前まで京都市立芸術大学の先生をされておられた頃には時折授業の合間にフラッとぶどうのデッサンに来られたこともありました。

白沙村荘も庭園が新緑で美しいシーズンです。
今週末銀閣寺界隈を散策される方は是非作品展を覗いてみてください。

白沙村荘 橋本関雪美術館

竹内浩一氏 略歴
1941年 京都府に生まれる
1960年 京都市立日吉が丘高校日本画科卒業
1966年 晨鳥社に入塾、山口華楊に師事
1977年 山種美術館賞展大賞受賞
1979年 日展特選
1988年 日展特選
1991年 京都美術文化賞受賞 日展審査員
1996年 MOA美術館岡田茂吉賞受賞
     個展「竹内浩一上海展」(上海美術館)
1997年 京都府文化賞功労賞受賞
2002年 京都市立芸術大学教授となる
2007年 京都市立芸術大学退任記念展
2016年 大徳寺塔頭・芳春院の襖(ふすま)絵制作(京都)

沙村荘 橋本関雪美術館ホームページ
http://www.hakusasonso.jp/exhibition/detail/post-23.html

文:黒井

竹内浩一