追われています 冬剪定

都心では積雪で交通マヒとの情報がありますが、皆様のところはいかがでしょうか?
例年ですと丹波も結構積雪がある時期なのですが、今年に限っては非常に少ないです。
降っても翌日には溶けてなくなってしまうほど。

積雪はすくないものの、農作業は例年通り追われております。
農園スタッフ大沢が素晴らしい速さで枝を剪定していってますが、それでもなかなか追いつきません。
日がな一日この作業をしているので、右手の握力は以上に強くなり、体の右半分は贅肉が削ぎ落ちまるでスポーツ選手のように筋肉質になるのですが、左半身は中肉がついたまま…。
毎日風呂に入る前に右側ガッツポーズ、「オレ、まだまだイケてる!」とビールをグビグビ飲むのですが、左側しょんぼり、「もう、お酒はやめよう…」、とつぶやいているそうです。

冬剪定、一見枝を切っているだけのようですが、たいへん悩ましい作業です。
今年の主枝を2本選び、その他をカットしていくだけの作業なのですが、この主枝(枝ぶりが充実していて真ん中に近く、樹液の流れがスムーズになるような枝)を選ぶのが結構難しいのです。
枝が太って幹ほどの太さになると剪定バサミではカットできないのでノコギリで切っていきます。
頭と体を同時に使う冬剪定。
家に帰ってからのお酒も美味しくなりますよね。

剪定後

剪定後

文:黒井