ストロベリーキャンドルの秘密

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ぶどうの萌芽が始まったぶどう畑。
このときを待っていたかのように、今度は「クリムソンクローバー」が一斉に咲き始めました!またの名を、「ストロベリーキャンドル」。まさに、ろうそくに火が灯ったような可愛らしいフォルム。ぶどうを下から灯すように咲く姿に、毎年胸がキュンとします。
「キツネノボタン」も春の風に揺られて、気持ちよさそう。
緑・赤・黄色・白・・・。ぶどう畑は今、若々しい色で溢れています。
京都市内から、電車とバスで片道1時間半かけて通勤している私。
初対面の方に「ワイナリーで働いてます。」と言うと、ほぼ100%の確率で「え!?」と聞き直されます。そして、「仕事場なら市内にたくさんあるのに、何でそんな遠いところまでわざわざ働きにいってるの?」と、すごい勢いで聞かれます。
正直、その解答がうまく言えなくて困っていたのですが、最近わかってきました。
「ここにしかないもの」があるから。
これに尽きます。
京都市内やいわゆる「都会」はモノや情報・刺激に溢れていて、おもしろい。でも、それは「他の都会」でも得られるものだったりします。でも、丹波ワイナリーには他にはない、「ここにしかないもの」が確実にある。それらが純粋に「すきだから」という以上に、「それらと自分が一体になる感じ」があります。勤務して5年という月日の賜物でしょうか。とても感覚的なんですが・・・。
畑のこんな風景を見ていると、改めてそう思うのです。
「ここにしかないもの」。それは、目に見えるものだったり、見えないものであったりいろいろです。大切なそれらを、工場見学ではもちろん、ブログや写真でも私なりにお伝えしていけたら、と思っています。
ちなみに、写真の「ストロベリーキャンドル」。勝手に生えてくるのではなく、あえて植えているのにもちゃんと理由があるんですよ。謎解きをしに、ぜひ遊びにきてくださいね。今しか見れない、本当にかわいい花ですから。
(文責:岡田)

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