東京都内で一流飲食店が密集するエリア西麻布。
新興ビジネスの中心であり、大人トレンドの発信地でもある六本木に隣接するため、自ずと実力派飲食店が密集するエリア。
特に和食・すし店が多い中、各国要人もが通ういっぽうで、決して敷居を感じさせない温かい空間が「すし藤森」です。



店主 藤森康博さん
最近は、お寿司や一品料理に合うオススメの飲み物を尋ねられた際、日本酒よりもワインをお勧めするシーンが増えたかもしれません。
お店の立地上、外国人のお客さんもおられるのでシャンパーニュの常備品は比較的豊富でしょうか。
勿論、日本酒も厳選したものを取り揃えていますが、ワインは生魚とのペアリングが決して簡単ではないので、より一層気を遣ってセレクトしています。
お寿司とワインのマリアージュ
暖簾をくぐると温かい笑顔で迎えてくれるのは、都内で15年以上に渡って修行を重ねた店主藤森康博さんと三つ星和食店で経験を積んだ女将のり子さん。すし藤森は店主康博さんの握りと、女将のり子さんの一品料理が1~2品ずつ交互に楽しめるおまかせコースが基本。
客席はカウンターの8席のみにも関わらず二〇〇七年のオープン以来、常連客が常連客を創出。「料理は勿論ですが、真心のこもったサービスでお客様をおもてなししたい」とは康博さんとのり子さん。つけ場も客席から全て見えるようになっており、「お客様と近い距離でより臨場感を味わってもらいたいため」と康博さん。
そんな最高のおもてなし空間で楽しめるおまかせコースは、季節のものやその日の仕入れによるコース内容ですが、決まって最初の一貫は鮪を出すのが康博さん流。程よい鮪の脂身と酸味をきかせた酢飯でサッと口の中をしめてもらうためとのこと。そして握りの合間にテンポよく出されるのが、季節毎に旬の食材を使った女将さんの一品料理。


「うちは握りのみではなく一品料理も楽しんで頂けるので、自ずとワインを飲まれるお客さんが多いかもしれません」と康博さん。
最近は日本ワインのオーダーも増えてきているとのこと。「和食材には日本のワインも必ず合うはず」と康博さん。ワインをセレクトしている中で、和食とワインをコンセプトにする丹波ワインと出会い、その中でも和食材との相性を追求して醸造したという『すめらぎ』を試してみたところ、「酸味のきいた握りにとても相性がよく使い易い」とのこと。歯ごたえがしっかりとある肉厚な松茸はその香りも芳醇で、『すめらぎは』その香りをより引き立ててくれ、揚げ物の脂身とも相性が良いという。また「暫くグラスに置いたまま常温近くになっても香りが開いて楽しめるワインなので、ご自分のペースで飲まれるお客様にも勧めやすい」と康博さん。
「お越し頂くお客様全員に満足して頂きたいので時間制は敷いていません」と女将のり子さん。握りと一品料理の二刀流、いや最高のおもてなしと臨場感溢れる空間演出の三刀流のすし藤森は誰を連れてきても満足してもらえると評判で、常連さんが常連さんを呼び続けています。


このお店が推薦する丹波ワイン
すし 藤森
カウンター8席
【営業時間】
18:00~22:00
【定 休 日】
日曜・祝日、土曜日不定休
【所 在 地】
東京都港区西麻布2-24-14
【電 話】
03-3406-0141
【ご 予 約】
要予約