注目のサペラヴィ 京都丹後産

ワイン業界で近年非常に注目されている葡萄品種サペラヴィ。
サペラヴィの発祥はトルコの北東、黒海に面したジョージアで、ワイン造りに関しては8000年以上の歴史を持つ国です。
現地ではクヴェヴリといわれる土中に埋めた壺の中で発酵させるなど、今でも昔ながらのワイン造りで有名です。



そのサペラヴィを京都府京丹後市で20年以上前から栽培している藤原公平さん。
藤原さんが栽培されているのはサペラヴィ以外にも数年前から丹波ワインから穂木をお渡しし、ピノ・ブランも栽培し始めていただいています。
サペラヴィの収量はおおよそ8t。
ジョージアと気候が異なるため、京丹後市で栽培すると、アントシアニンと言われる赤ワインの色素は非常に豊富で、タンニンは控えめ、綺麗な酸味豊かな房の大きなぶどうが収穫できます。



日本でのサペラヴィの栽培とワインは非常に少なく、京都では唯一。
丹波ワインではその綺麗な酸味を生かし、果実の甘さを残したスパークリングワインに仕上げました。
発泡性で酸味と果実味を残し、赤ワインとしてのタンニンを極力抽出しないように細心の注意を払いました。
この夏、おすすめの赤スパークリンングワイン。
是非お楽しみください。

京丹後産サペラヴィスパークリング 2018

サペラヴィスパークリング
京丹後の藤原さんが栽培したジョージア原産のサペラヴィという品種を100%使用しています。ぶどう本来の複雑味や果実味がバランス良く、酸味の綺麗な品種の特徴が良く現れています。赤でありながら軽快なスパークリングワインに仕上げています。
750ml-2420円 / 375ml-1540円  
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基本情報

  • 葡萄収穫年 2018年
  • 醸造本数  7000本 / 2000本
  • タイプ   赤ワイン・発泡性
  • 味わい   中口
  • 容 量   750ml / 375ml
  • 葡萄品種  京丹後産サペラヴィ
  • アルコール 11%

テイスティングコメント

やや濃い目だが透明感のある明るいルビー色。しっかりした泡立ちもある。粘度は中程度のミディアムボディーを思わせる。
香り 「ザ・葡萄」と思えるような生食用葡萄の香り、キャンディーのニュアンスやシナモンやニッキそして漢方薬のようなスパイシーさが特徴。少しすればフランボワーズのような赤系ベリーの香りも広がる。全体的にはフレッシュな果実の香りとスパイシーなエピスの香りが心地よく香ります。
口に含んだ瞬間からの泡の爽快感が心地よく、色合いから想像するタンニンは殆ど無く、目を閉じて飲めば「キールロワイヤル」のような味わい。またやや強めの酸味も味わいを引き締め、アフターに残る甘味と相乗し、幅広い料理との相性が想像を掻き立てます。
総評 スパークリングワインですので乾杯には最適、又そのまま前菜から広がる色々な料理にも合わせやすく、とっても使い勝手の良いワイン。特に鴨肉の燻製やハムのアスピック、そして家庭料理の定番ハンバーグなどにもとっても良く合います。

サペラヴィのスティルワインも本数少量ですが2016年vintage発売中です。
少し口の広めのグラスに注ぐとエレガントさが増します。
肉料理と合わせていただいても非常に相性の良い赤ワインです。

京都産サペラヴィ 2016 720ml

京都産サペラヴィ
京丹後の藤原氏が栽培したサペラヴィ種を使用しています。ジョージア原産のぶどうで、日本での栽培は非常に少ない稀少品種です。酸味が特徴的で、ブルゴーニュグラスで飲むと酸に隠れているまろやかさが顔を出し、気品あふれる果実味を感じることができます。
2200円  
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基本情報

  • 葡萄収穫年 2016年
  • 醸造本数  1300本
  • タイプ   赤ワイン
  • 味わい   ミディアムボディ
  • 容 量   720ml
  • 葡萄品種  サペラヴィ
  • 葡萄産地  京都府京丹後市弥栄
  • アルコール 11%

テイスティングコメント

粘性は中程度。不透明な濃い赤褐色。
香り 赤しその香りが印象的。しばらく時間がたつとアセロラやミントなどの若々しい香りも感じる。
アタックは中程度。じわじわと酸味を感じさせ、ほのかな熟成と樽香が全体を引き締め、余韻に果実香が鼻に抜ける。ミディアムライトボディ。アフターは軽め。
総評 山椒を効かせた蒲焼きやつくね、蓼酢で食べる鮎の塩焼きなどと良くあいます。ボディが軽めなので比較的幅広い料理とあわせやすい。