北海道壮瞥町産のぶどうを100%使用した「北海道壮瞥 Sopet Blanc 2023」をリリース開始いたします。
2018年から開始した北海道壮瞥でのぶどう栽培。
2023年の壮瞥は収穫前の降水量が非常に少ない好天に恵まれた年でした。酸のキレと凝縮感は素晴らしく、バランスのとれた辛口白ワインに仕上げることができました。
商品名は「ソペ・ブラン」と表記していますが、使用品種はシャルドネとピノ・ブラン。京都丹波でも同じ品種を栽培していますが、テロワールの違いを感じさせてくれる仕上がりになっています。
【商品名ソペ・ブラン、とは?】
アイヌ語でソー・ペッ(滝・川)を意味し、壮瞥町の語源となったソペ。ぶどう農園近くには洞爺湖から唯一流れ出る川、壮瞥川があり、その湖から流れ出す地点に壮瞥滝があります。
壮瞥産のピノ・ブラン種を使い=ソペ+ブランと名付けることにしました。また、ラベル背面には伝統的な文様をあしらっています。
ぜひ味わい深いSopetBlancをお楽しみください。
北海道壮瞥 ソペ・ブラン 2023 750ml

3,850円
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基本情報
- 葡萄収穫年 2023年
- 醸造本数 551本
- タイプ 白ワイン
- 味わい 辛口
- 容 量 750ml
- 葡萄品種 シャルドネ51%、ピノ・ブラン49%
- 葡萄産地 北海道壮瞥町
- アルコール 12%
テイスティングコメント

色 | やや濃い緑のトーンが少し残る黄色。輝き、清澄度ともに良好。粘性はやや強めで健全な外観。 |
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香り | ボリュームがあり、華やかなフルーツの香りと甘い樽香が複雑に混ざり合う。白桃、メロン、花梨、アプリコット、かすかに綿菓子など。そのあとからトースト、カスタードクリーム、バニラなどしっかりした樽香が感じられる。 |
味 | 柔らかなアタックは力強さがあり、果実のふくよかさを感じる。しっかりとした酸はやや丸みを帯びてきており、中盤から豊かで凝縮感のある果実味とともに存在感があり、滑らかなテクスチャーを形成している。 |
総評 | ミネラリーなニュアンスもありアフターに感じる苦みが余韻を補強する。存在感のある酸とボリュームのある果実味が強さと肉付きの良さを表現したミディアム・ボディの辛口。余韻は長め。脂の乗った魚をシンプルに調理した料理。銀鱈や鰤の塩焼きなどと。 |
北海道壮瞥でのチャレンジ
2018年、洞爺湖のほとり、北海道壮瞥町で丹波ワインが新たなチャレンジをはじめました。りんご園の広がる大地の片隅に、ピノ・ブラン、シャルドネ、ピノ・ノワール、ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・グリ、ショーンベルガー、ゲヴュルツトラミネール、テンプラニーリョなど8種類の試験栽培を開始しました。
北海道壮瞥での栽培


降水量、気温、日射量など、西日本の京都丹波とは大きく異なり、特に冬の積雪と気温には経験したことのない生育環境になるため、細心の注意を払いました。
冬の積雪が少なめで気温も比較的穏やかなエリアということで壮瞥が理想的な気候で、特に冬の凍害(マイナス気温で樹木が枯れてしまう)の対策もしながらの試験栽培です。
西日本と比べると降水量がまず圧倒的に少ないため、病害虫の発生が非常に少なく、非常に健全に果実が充実しました。冬の間は凍害を避けるため、ワイヤーから枝をはずし、雪中へ埋めてしまう方法と、そのままの状態でわらを巻く方法の試験栽培を行いました。
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