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cabernet sauvignon

おいしいワインはおいしい葡萄から。
ぶどうの品質こそがワインの味わいに一番影響を与えます。
その大切なぶどうを作っていただいている農家さんをご紹介します。

ワイン造りを 支えてくださる生産者(福岡 裕和さん)

福岡 裕和さん

京都市内から車で30分。京都縦貫道亀岡ICから京都先端科学大学近くに福岡さんのぶどう畑があります。広さは約1ヘクタール。山の斜面を利用した一文字棚仕立てのカベルネソーヴィニヨンをはじめ、メルローや生食用の竜宝など、多くの品種が栽培されています。

この福岡さん、実はちょっと変わった経歴の持ち主。筑波大学で工学を学んだあと、コンピューターのハードディスクのモーターを開発する技術者として勤務していました。30歳になって自宅へ久しぶりに帰ると、農地が様変わり。原木シイタケ栽培をしていたところが、ワイン用ブドウ農園に。福岡さんの叔父さんが地元でブドウ栽培に注力しているのを見て、自分流のぶどう栽培を試みたいという思いを熱くされたそうです。

丹波ワインとの出会い

福岡農園

丹波ワインとの出会いは2004年。
叔父さんの植え付けたカベルネソーヴィニヨンを福岡さんが栽培し、丹波ワインに持ち込まれたのが始まりです。
丁寧に選果された粒よりのカベルネソーヴィニヨンで、重さやタンニンは控え目ながらもバランスの良いミディアムの赤ワインに仕上げることができました。職人気質の丁寧な作業がそのまま品質に結びついた、そんなカベルネソーヴィニヨンです。

研究開発畑で培われた実直な気質はその後のぶどう栽培にも反映されていきます。いろんな品種にチャレンジされ、京都亀岡の土壌や気候に合った栽培方法や仕立てなどを自ら工夫し、確立していきます。
 「農業を始める前は冬は休めると思っていました。」
ところが冬は補修や準備で土木作業に追われる毎日が続きます。「まぁモノづくりが好きなので考えながら行う冬の作業も楽しくて仕方がないのですが」と福岡さん。
生食用ぶどうの「竜宝」は果皮が薄く破れやすいため一般には流通していない幻のぶどうと呼ばれている品種。この竜宝を福岡さんは以前から栽培され、地元朝市や丹波ワインのショップのみで販売しています。アロマティックな香りとジューシーな果実が特徴で、毎年楽しみにされているお客様も多いのです。

国際商品を作る

福岡農園

「農業を始めてよかったのは全て自分の裁量で結果をだせるということ。安定はしませんが、自分の作った原料で国際商品であるワインができる。私のやりがいになっています」と、笑顔で話す福岡さん。
モノづくりに対する探求心はとどまるところを知りません。

京都亀岡産ぶどうを使ったワイン

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