初夏に愉しむアロマティック白ワイン

梅雨入り、ちょっと蒸し暑くなるこの季節。
一雨ごとに野山の緑が濃くなっていきます。
ハーブや野花の香りが豊かになるこの季節。
この季節だからこそ愉しみたいのが、香り豊かなアロマティックな白ワイン。
フローラル系、フルーツ系、ハーブ系の3つに分けて、キリッと冷やして楽しめるワインをご紹介いたします。

京都丹波 ソーヴィニヨン・ブラン 2021 750ml

FruitHerbsFloral
爽やかな柑橘系の香りと、程よいボディを備え、キレの良い酸味が全体を引きしめています。生産本数の少ない逸品です。
3850円
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基本情報

  • 葡萄収穫年 2021年
  • 醸造本数  2800本
  • タイプ   白ワイン
  • 味わい   辛口
  • 容 量   750ml
  • 葡萄品種  ソーヴィニヨン・ブラン100%
  • 葡萄産地  京都府船井郡京丹波町
  • アルコール 13%

テイスティングコメント

sb17
やや濃いグリーンがかった黄色。清澄度良好。健全な外観。粘性は中程度。
香り ボリュームは中程度。トップノーズから品種香であるグレープフルーツの香りが感じられ、レモン、ライム、メロン、白桃などのフルーツ香が続く。スワリングするとグリーンハーブ、セイジ、ホワイトアスパラガスなどの香りが広がる。
すっきりとしたアタック。強めのシャープな酸は中盤から伸びる印象で、旨みのある果実味とのバランスがよく持続性がある。ミネラルもしっかり感じられアフターに心地よい苦味が感じられアクセントになっている。飲み飽きしない上品なスタイルのミディアムライトボディの辛口。
総評 魚介類全般と相性がよく、タイやヒラメなど白身魚の刺身、魚介類のアヒージョ、天ぷらなどと。

京都丹波 ピノ・ブラン 2020 750ml

FruitFloral
京都丹波産のピノブランとショイレーベを使用しました。フローラルで華やかなアロマと優しいフルーツの香りが特徴です。フレッシュで生き生きとした酸が、シャープな輪郭を作り出しています。果実味は強めで、優しい甘みの中口。柔らかくフレッシュ&フルーティな、ドイツワインタイプの一本。甘みを持つ和の総菜や、スパイシーな料理全般にも相性が良いです。
2970円
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基本情報

  • 葡萄収穫年 2020年
  • 醸造本数  3200本
  • タイプ   白ワイン
  • 味わい   中口
  • 容 量   750ml
  • 葡萄品種  ピノ ブラン85%、ショイレーベ15%
  • 葡萄産地  京都府船井郡京丹波町
  • アルコール 11%

テイスティングコメント

京都丹波ピノ・ブラン
ボリュームは中程度。フレッシュでクリーンなアロマ。レモン、メロン、花梨などのフルーツ香や白い花を思わせる香り、ホワイトアスパラガス、微かに綿菓子の甘い香りも感じられる。
香り 爽やかなアタック。酸はフレッシュでイキイキとしているがやや丸みを帯びた印象。しっかりした果実味が強めの酸を支えて中盤から口中に旨味が広がる。フィニッシュはやや短めで優しい甘さの中辛口。アフターに感じる微かな苦みがアクセントになっていて全体を引き締める。
やわらかいアタック。酸はフレッシュでしっかりあるが、甘みとのバランスで鋭くなりすぎない。豊かな果実味が天候に恵まれたビンテージの特徴を表しているが、イキイキとした酸が全体を引き締めるバランスのとれたミディアムボディの中甘口。
総評 優しい日本ワインらしいスタイル。出汁の旨味とよく相乗するので筑前煮や里芋の煮物などの甘みをもった和惣菜。きんぴらごぼうなども。

ナイアガラ Niagara 2022 720ml

Fruit
国産ナイアガラ種を使用。もぎたての果実のようなアロマと上品な酸味がバランス良く、まるでぶどうそのものを食べているかのような味わいが特徴です。フレッシュ果実を使ったスイーツとの相性は抜群です。
1650円
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基本情報

  • 葡萄収穫年 2022年
  • 醸造本数  5000本
  • タイプ   白ワイン
  • 味わい   やや甘口
  • 容 量   720ml
  • 葡萄品種  ナイアガラ
  • 葡萄産地  山形
  • アルコール 10%

テイスティングコメント

少し濃い目の金色を帯びた黄色。粘性は軽め。
香り 洋梨やジンジャーとともにライチ様の甘い香りが湧き上がる。これぞアロマティックワインと呼べるフルーティーなアロマ。
酸は穏やかだがボディ感のある果実味と程よい苦味が舌の上を追随する。甘みがあるが飲み飽きしない上品な果実味。
総評 キリッと冷やせば新生姜の甘酢漬けやガリと合わせてサーモンのお造りなどとあう。もちろん食後のフルーツなどとも非常に相性が良い。

京都青谷梅わいん 500ml

城州白梅
FruitHerbs
原料の「梅」に徹底してこだわり、厳選された京都青谷産の梅を使用した梅ワイン。和菓子にも使用される良質の梅で着色料や香料を一切使わず、ワイン酵母でアルコール発酵させています。青谷の梅は京都府南部に位置する青谷梅林で栽培され、府下最大の梅林として鎌倉時代から知られています。他の梅ワインにはない上品さと存在感のある風味をお楽しみください。
1100円
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基本情報

  • タイプ   梅ワイン
  • 味わい   甘口
  • 容 量   500ml
  • 梅品種   城州白梅
  • 梅産地   京都城陽青谷
  • アルコール 9%

テイスティングコメント

無色透明に近い色合い。
香り ボリュームは強くクリーンな香り。キャンディーを思わせる吟醸香に、青梅の豊かなアロマ。緑の草のようなすがすがしいニュアンスと、酵母の香ばしい香り。ミネラルの風味も感じられる。
すっきりした軽めのアタック。シャープで爽やかな酸が引き締まった味わいを生み出している。甘みはそれほど強くないが、果実味は豊か。甘口。ミディアム・ライト・ボディで、フィニッシュには切れがある。心地よい苦みと若干の塩味なども感じられる。
総評 ブドウのワインに近い風味。原料梅の良さがストレートに反映された上級梅ワイン。食前酒および食後にフルーツと。