ワイン自体に少し甘みがあるので、カツオや昆布だしとの相性は抜群です。
秋から冬にかけては湯豆腐をぽん酢で召し上がっていただくのも良し、マナガツオの幽庵焼きや丹波黒大豆の枝豆の塩ゆでも良くあいます。
洋食ではシメジを使ったペペロンチーノや鶏肉のをシンプルに塩胡椒でソテーしたものなどともあわせていただけます。
重たいソースやクリームなどを使わない限り、比較的料理に寄り添うワインですので気軽におためし下さい。
ラベルに記載している翡翠イラストは京都在住の日本画家竹内浩一氏によるもので、川辺に生息する小型の鳥で、丹波地方でもよく見かけます。
筆文字は平安時代末期に編まれた歌謡集『梁塵秘抄』(りょうじんひしょう)359歌から抜粋したもので、「遊びをせんとや生れけむ、戯れせんとや生れけん、遊ぶ子供の声きけば、我が身さえこそ動がるれ。」を引用しております。
無邪気に遊ぶ子供たちを見て、童心をそそられた大人の感慨を詠ったもので、ワインにも遊び心が大切だという意味を込めてラベルへ記載しました。