夏のおすすめスパークリングワイン

ようやく長かった梅雨も明け、いよいよ夏本番。
梅雨時期は「早く明けて晴れないかな〜」と思っていたのですが、快晴で気温も35℃を超えると「夕方、さっと一雨降って涼しくならないかなぁ〜」と、ないものねだりの毎日。
暑くなるとどうしてもビールを飲みがちですが、キリッと冷えた酸味の効いたスパークリングワインもいかがでしょうか?
この夏おすすめのスパークリングワインをご紹介します。

夏におすすめのスパークリングワイン

まずは休みの昼下がりやアウトドアでも今年大人気の酸化防止剤無添加スパークリング「てぐみ」。
アルコール度数も通常のワインと比べて低めで、発酵由来の炭酸ガスと酵母を一緒に瓶中に閉じ込めているビール感覚で楽しめるスパークリングワインです。手で開けられるマキシキャップなので、氷水でキリッと冷やしてそのままでも、グラスに明けてクラッシュアイスとレモン果汁をキュッと絞ってコクのあるスプリッツァのカクテル風にアレンジしても楽しめます。

てぐみ 白 750ml

てぐみ
てぐみ白
国産ぶどうを用い、酸化防止剤を一切使用せず濾過もせず、生詰めで作りました。ぶどう本来の複雑味や果実味、酵母の香りが豊かで、ほんのり濁り、炭酸ガスを感じる蔵からの酌み出しワインです。
500ml・白・発泡性・辛口・alc10%・1870円
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テイスティングコメント

色調はほんのりピンクとイエローの印象がありクリアー。瓶の底には「オリ」が貯まっている為、飲み進めば白濁してくるが問題は無く健全。粘度は軽め。微発泡ワイン。
香り デラウエアらしい葡萄そのものの香りに白桃やリンゴや柑橘系などの果実香がたっぷり。微かに香るミントやセルフィーユのハーブ香がすがすがしい酸味を表現する。
アタックに発泡の「シュワシュワ」が心地よい印象を与える。香りから想像していた甘口ワインを覆され爽やかな酸味が口中に広がる。微かな苦味も心地良く、軽くて飲み易い辛口ワイン。
総評 これからの季節は普段ワインを飲まない方も飲む機会が増えます。そんな時には特におすすめしたいワインです。乾杯からの1本には最適です。甘い果実の香りがたっぷり、味わいは辛口だけども辛すぎず軽くて飲みやすい。そしてお料理にも合わせやすい。銀鮭とキノコのホイル包み焼き・シェーブルチーズとリンゴのサラダ・カブラのマリネなどに良く合います。

てぐみ ロゼ 750ml

てぐみロゼ
マスカット・ベーリーAを主体に、酸化防止剤を一切使用せず濾過もせず、生詰めで作りました。ぶどう本来の複雑味や果実味、酵母の香りが豊かで、ほんのり濁り、炭酸ガスを感じる蔵からの酌み出しワインです。
ロゼ・やや甘口・発泡性・alc9%・1870円
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テイスティングコメント

抜栓直後の泡は微発泡とは思えない勢いがある。まるでチェリーのような鮮やかな薄紅色。クリーンで健全。粘度は軽め。ミディアムライトな微発泡ロゼ。
香り さくらんぼやイチゴの果実香、まるでキャンディーのような甘い香り、シナモンのような香辛料も若干感じるが、お花畑にいるような居心地のよさが印象的。
アタックでは爽快感たっぷりの発泡が心地よい印象を与える。タンニンはほとんど感じず、しっかりした酸味と後味に残るかすかな甘みが最後までこのワインの清清しさを演出する。
総評 料理でワインを選びピッタリくる事もあれば、シーンで選びはまる事もある。このワインは後者。気兼ねしない仲間や家族とグビグビ飲むのがウマイ!バーベキューをしながらまるでクラフトビールのように… そう!このワインはそんなお手軽感覚が美味い「アテ」。

続いて酸味が効いてアロマティックな香り豊かな京都の梅を使ったスパークリング「Joshuhaku」。Joshuhakuとは梅の品種「城州白梅」で、京都でしか栽培されていない希少な品種。大粒の果実は和菓子にも珍重され、ワインにすると熟成とともに酸味が上品でまろやかになります。

京都青谷産スパークリング城州白梅わいん 750ml

京都青谷
京都青谷産スパークリング城州白梅ワイン
京都青谷の城州白梅を使用したスパークリングワインです。梅を原料としながらも、まるで寒冷地のドイツワインを思わせる高貴な味わい。青梅の豊かなアロマと若草のようなすがすがしいニュアンス。ミネラルの風味を感じ、軽快な酸味とボディを備えています。白身魚のムニエルや白味噌漬けなどと相乗します。
梅・甘口・発泡性・alc9%・1760円
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食事とともに楽しんでいただけるスパークリングワインとして昨年リリースを開始した「すめらぎ」。シャルドネと甲州が主体。フレッシュな酸味と柑橘系の香りが食欲をそそります。

すめらぎ -皇- (スパークリング) 750ml

すめらぎ -皇- (スパークリング) 750ml
フレッシュで爽やかな柑橘系の香りと果実味、酸味があり、全体を上品な苦味で引きしめています。ほのかな甘味のバランスがとても良く、口中に果実香の余韻がたなびきます。食前から食中まで幅広く料理と一緒にお楽しみ頂けます。
白・辛口・発泡性・alc11%・2200円
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この時期、なかなか赤ワインまでは手が伸びませんが、赤のスパークリングはおすすめ赤ワインです。果実感たっぷりでタンニンも少なく、キリッと冷やして生ハムなどと合わせて楽しめる赤のスパークリング。日本ワインで赤スパークリングは非常に珍しく、人気急上昇のワインです。

京丹後産サペラヴィスパークリング 2019 750ml

京丹後産サペラヴィスパークリング 2019 750ml
京都丹後の藤原氏が栽培したジョージア原産のサペラヴィという品種を使用しています。ぶどう本来の複雑味や果実味がバランス良く、酸味の綺麗な品種の特徴が良く現れています。赤でありながら軽快なスパークリングワインに仕上げています。
赤・中口・発泡性・alc11%・2420円
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