北海道壮瞥町産のぶどうを100%使用した「北海道壮瞥 Pinot Blanc 2024」をリリース開始いたします。
2018年から開始した北海道壮瞥でのぶどう栽培。
2024年の壮瞥は収穫前の降水量が非常に少ない好天に恵まれた年で、収穫量もしっかりと確保できました。酸のキレと凝縮感は素晴らしく、バランスのとれた辛口白ワインに仕上がっています。
2023年までは収穫量が少なく、シャルドネとピノ・ブランをブレンドして醸造していましたが、2024年ビンテージは別々に醸造することができました。京都丹波でも同じ品種を栽培していますが、テロワールの違いを感じさせてくれる仕上がりになっています。
北海道壮瞥 ピノ・ブラン 2024 750ml
3,850円
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基本情報
- 葡萄収穫年 2024年
- 醸造本数 1390本
- タイプ 白ワイン
- 味わい 辛口
- 容 量 750ml
- 葡萄品種 ピノ・ブラン
- 葡萄産地 北海道壮瞥町
- アルコール 12%
テイスティングコメント
| 色 | やや濃いグリーンがかったイエロー。清澄度良好で輝きあり。粘性は中程度。健康的な外観。 |
|---|---|
| 香り | ボリュームは強め。メロン、花梨、金柑などのフルーツの香りに綿菓子、白い花を思わせる甘い香りが続く。クルミ、アーモンドなど樽由来の香りが寄り添う。 |
| 味 | スッキリとしたアタック。フレッシュで伸びやかな強めの酸が中盤から広がり、中程度の果実味とバランスして心地よい。皮からのきめ細やかなタンニンも感じられ複雑味がある。 |
| 総評 | 北海道らしい強めの酸と醸し仕込みによって得られる、フェノリックな香りが調和したミディアムボディの辛口。余韻は中程度。レモン塩でいただく魚介の天ぷら、アジの南蛮漬けなどと。 |
北海道壮瞥でのチャレンジ

2018年、洞爺湖のほとり、北海道壮瞥町で丹波ワインが新たなチャレンジをはじめました。りんご園の広がる大地の片隅に、ピノ・ブラン、シャルドネ、ピノ・ノワール、ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・グリ、ショーンベルガー、ゲヴュルツトラミネール、テンプラニーリョなど8種類の試験栽培を開始しました。
北海道壮瞥での栽培


降水量、気温、日射量など、西日本の京都丹波とは大きく異なり、特に冬の積雪と気温には経験したことのない生育環境になるため、細心の注意を払いました。
冬の積雪が少なめで気温も比較的穏やかなエリアということで壮瞥が理想的な気候で、特に冬の凍害(マイナス気温で樹木が枯れてしまう)の対策もしながらの試験栽培です。
西日本と比べると降水量がまず圧倒的に少ないため、病害虫の発生が非常に少なく、非常に健全に果実が充実しました。冬の間は凍害を避けるため、ワイヤーから枝をはずし、雪中へ埋めてしまう方法と、そのままの状態でわらを巻く方法の試験栽培を行いました。
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