875

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東京で楽しむ京都の粉もん

お好み焼き=大阪、というイメージがあるかもしれませんが、ネギ焼きに代表されるように京都にもお好み焼き屋さんは数多く存在します。京都にも所謂「関西粉もん文化」が根付いています。
そんな本格的京風お好み焼きが東京でも唯一味わえるのが、門前仲町にある875。オーナー池田努さんの出身が京都宇治であることは勿論のこと、調味料・お酒・お野菜、お肉などほとんどの食材が京都産という拘り。町屋風建物が軒を連ねる門前仲町でも、ひと際京都を感じることができる875。

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池田努さんは京都の大学を卒業後、都内の雑貨販売会社・芸能プロダクション勤務を経て、2013.9に875をオープンした経歴の持ち主。店内の家具やオシャレなレイアウト、某有名デザイナーによるロゴデザインはそのキャリアの賜物。
因みに、875という店名は京都の市外局番「075」と愛する愛娘のお名前のゴロ合わせだそう。さすがに多忙な営業中でも、お客さんから店名の質問をされる時は自然と満面の笑みになり、気合いも一層入ります!と人情味タップリの池田さん。

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人気メニューの一つが関東ではあまり食することができない京丹波町の精肉店いづつ屋さんから仕入れているという丹波牛のステーキ。その中でも脂身の少ないランプステーキは女性にも人気で、こちらとライトボディの丹波ワイン小式部赤の組み合わせは池田さんのイチオシ。ステーキ用の塩は日本海に面した京都府京丹後市網野町産の藻塩で、ホンダワラという海藻をブレンドした珍しい塩。醤油は京都の老舗醤油澤井醤油さんのもの。

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そして京都を代表する九条葱と自家製牛すじをタップリ使ったねぎ焼きも人気メニューの一つ。こちらも澤井醤油さんのポン酢で京都らしくさっぱりと食するのが875スタイルですが、九条葱の苦味と牛すじの旨味をそのまま味わうお客さんもいるとか。
そんなオール京都づくしの875はビール・お酒は京都のものに加えワインも京都丹波ワインを使うのがポリシー。お好み焼きソースとの相性が良い赤ワインが人気で、京都にワイナリーがあるのは知らなかった!という丹波ワインが初めてのお客さんもいるいっぽうで、毎回呑まれる常連さんも多数いるとのこと。
 
因みに、お酒を多く飲まれるお客さんが必ずセットでオーダーされるお水。侮るなかれ。京都府福知山市の天然水ですので、皆さんお店へ行かれた際は一滴残らず飲みほしましょう。
デザートも地元郷京都宇治から取り寄せている抹茶・ほうじ茶を使用したアイス・パフェなどが充実。
仕入れやお店のデザインなど細部にまで拘った京都を感じることができる875さんの京風お好み焼き・鉄板焼きを味わってみてはいかがでしょうか。

このお店が推薦する丹波ワイン
小式部-koshikibu-(赤)
小式部-koshikibu-(赤)
タイプ:赤ワイン
味わい:ライトボディ
容量:750ml
葡萄品種:マスカット・ベーリーA、サンジョベーゼ

 

 875

【お  席】
20席(カウンター6席)
【営業時間】
火-金 18:00-22:30L.O
土-日・祝 18:00-21:30L.O
【定 休 日】
月曜日
【所 在 地】
東京都江東区富岡一丁目1-7土屋ビル2F
【電  話】
03-5875-8752
【ご 予 約】
可能
【W E B】
http://875okonomi.com/

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